こだわりジュエラーのブログ

Hiroshi Matsumoto CEO at ROSWAY - Jeweler in Japan & Thailand. Diamonds & Gemstones Buyer, Jewelry Designer, Manufacturer.

手帳は殴り書きが心地良い

私がいつも持ち歩いている手帳は3冊。
 
ちょっと前までは、手帳を1冊に集約できない自分の管理能力の低さを情けなく思うこともありましたが、今では違います。
 
常日頃から石の買付け・デザイン・加工・修理・リフォーム・販売を一貫して行っているため、管理すべき情報の種類にはある程度の色分けが必要であり、その方が結果として効率的であると。
 
一番下の青いモレスキンは最も使用頻度の高いノートで、思いついたアイデアを殴り書きしたり、ちょっとした加工のテクニックや、過去のリフォーム事例等を詳細に記載しています。3冊の中では最も愛着のある、手垢まみれのバイブル的な手帳です。

真ん中の緑紐付きの黒いモレスキンは最も使用頻度の低いノートで、加工に入る前のデザイン・ラフ画を清書します。このノートに描く際には心を落ち着かせ、しっかりと紙に向き合います。

ちなみにこのノートは、デザイン画をデジタル化してEvernote(エバーノート)に取り込むためにデザインされた「Evernoteコレクション」です。スマフォに取り込んだデザイン画を、メールやLINE等のメッセンジャーツールにてお客様、社内で共有する際に重宝しています。

最後に、一番上の黒い手帳はモレスキンではなく「NOLTY」。


こちらは日々のスケジュール管理や簡単な備忘録として使用し、3冊のうち毎年買い換える唯一の手帳。これまでは高橋手帳(No.131)を使用していましたが、今回は手帳ソムリエである友人のお奨めということもあり、気分転換にNOLTY(No.1901)に鞍替え。サイズは以前とほぼ同じで、縦15cm × 横9cm × 厚さ1.2cmのコンパクトサイズ。

こちらの手帳には少量の付箋やSDカードをしのばせます。かつては見た感じが綺麗に書かれていなければ気が済まなかったスケジュール管理用の手帳でしたが、今は殴り書きも良いところ。自分さえ読めれば良いレベルの汚い文字や謎の記号で埋め尽くされています。

私の場合、全てを綺麗に清書しようとすると長続きしません。

手帳3冊のうち2冊を殴り書きするくらいが心地良い。そして、殴り書きが右脳を刺激してくれることが多々あるような気がします。

来年も充実した一年になりますように。


モレスキン(Evernoteコレクション)
http://www.moleskine.co.jp/Online-Shop/evernote-smart-notebook
 
■NOLTY
http://nolty.jp/index.html

■高橋手帳
http://www.takahashishoten.co.jp/notebook/