ベルギー・アントワープはダイヤモンドの取引量が世界一を誇るまさにダイヤモンドの街であり、そしてチョコレートの本場としても有名な街です。
先月の頭にジュエラーの聖地である米国アリゾナ州・ツーソンへ宝石（裸石）の買い付けに行った際、その帰りの機内で、次回ヨーロッパを訪問する際にはドイツ・イーダーオーバーシュタインやベルギー・アントワープに足を運ぼうという計画を立てておりました。
そんな矢先に、とあるご縁で口にすることになったコチラのチョコレートは、世界中のチョコレート愛好家が愛してやまないショコラティエ"Del Rey (デルレイ)"の"食べるジュエリー"。
今回はピンクダイヤモンド、ホワイトダイヤモンド、ゴールドダイヤモンドの3種を頂戴しました。
ミルクチョコレートの中に込められたキャラメルやコーヒーガナッシュの芳醇な香りは、ゆっくりと口の中に広がり、その瞬間はしばしアントワープへの疑似旅行を体験しているようでした。
ブルガリのチョコレートジェムス（以前の投稿を参照）を口に含んだ時と同様、ショコラティエのこだわりを感じられるのは束の間。
甘く柔らかい宝石はその余韻を置いたまま、儚くも舌の上でゆっくりと溶けて無くなるのでした。
■Del Rey (デルレイ)■
http://www.delrey.co.jp
