こだわりジュエラーのブログ

Hiroshi Matsumoto CEO at ROSWAY - Jeweler in Japan & Thailand. Diamonds & Gemstones Buyer, Jewelry Designer, Manufacturer.

カリスマ・ウェディングプランナー有賀明美さんの結婚式

▪︎【T&G】Hand to Hand to hand~繋がるWEDDING~▪︎
 
T&G(TAKE and GIVE NEEDS)のカリスマ・ウェディングプランナー有賀明美さんの結婚指輪を作成させて頂いたことは以前の記事にて書きましたが、先日6月9日、結婚式に参加させて頂きました。
 
結婚式の舞台は、群馬県水上にある廃校になった「猿ヶ京小学校」。下駄箱で上履きに履き替えて、起立・礼・着席の全校集会から始まる驚きの開宴。校庭に設置されたテントの下での披露宴、20mのロールケーキやキャンプファイヤー etc. 初めて触れる世界観に終始感動の1日でした。
 

実は2人にお作りした結婚指輪は合計3本で、新郎1本、新婦2本という内訳でした。

ある日、1本目の指輪を何処かで失くしてしまった明美さん。

当然のごとくかなり落ち込んでいらっしゃったようで、1日でも早く2本目を作って欲しいと旦那様(私の親友)からお願いされました。カリスマ・サプライザー明美さんの旦那様としては、どうしても2月3日の結婚記念日にサプライズで渡したいのだと。

この2本目のリング作成のご依頼を受けた時に、私は「やはりそういうご縁だったのか」と思いました。何故なら2人にとって最も縁のある数字が「3」であることを知っていたから。

出逢った日、結婚した日。そして2人がいつも大切にしている言葉は3つ。

「ありがとう」
「ごめんなさい」
「愛してる」

奥様の結婚指輪にセットしたダイヤの数は、この3つの言葉が込められた3石。リングの裏側に入れた結婚記念日の刻印は2月3日。そして2月3日に3を掛けると結婚式の日付である6月9日。さらには挙式のタイミングでのご家族の人数は3人。

この2人はどうしても「3」を引き寄せてしまう運命なんだなと。

ジュエリーの世界では3つのダイヤのことをトリロジーと言います。込められた意味は「過去」「現在」「未来」。

2人の大切にする3つの言葉と重ねるとすれば、"過去(やってしまったこと)にごめんなさい、現在(いま)をありがとう、未来(これからもずっと)愛してる"、という形で繋がります。

ちなみに2人3脚、2人の「3」が合わさると「8」。

「8」はまさに無限大の「∞」、永遠の愛の象徴ですね。

群馬県山奥での非日常空間・抜群のロケーションにて、2人が永遠の愛を誓い合ったその瞬間、もちろん会場はOne Heart。それは決してスナップショット的な"Temporary" One Heart ではなく、みんなの想いが時間軸に乗っているような、"Eternal" One Heart。

そんな一体感と、溢れる愛を感じなから過ごした1日でした。

この動画には、僭越ながら乾杯のスピーチをさせて頂いた私の姿と、2人からご依頼を受け作製させて頂いた結婚指輪が何度も登場します。

人生の節目の大事なタイミングで、このような大役を与えて下さったおふたりには、この場をお借りして深く御礼申し上げます。