見た目というファッション性だけではなく、どこの誰が、どういった想いで作っているのかということが注目される時代となりました。
価格競争の荒波に飲み込まれ、様々なプロダクトで均質化が進んだのが一昔前。
しかしながら均質化という殻を破り、そこから現れる個性が見直されているのが今の時代。
海外からの輸入材料を加工し、主に国内で販売を展開する宝飾メーカーにとっては、円安がプロダクトの均質化を助長しかねません。
2007年11月以降、7年ぶりの115円台まで円安が進んだ今だからこそ、各社は知恵と個性を存分にアピールできる環境にあり、モノづくりの本質に向き合う絶好のタイミングだと言えます。
“見た目だけではない「語れるデザイン」”
ただ単に綺麗、可愛い、格好良いという見た目だけのデザインではなく、ルースの稀少性や加工技術のこだわりなど、ROSWAYのデザインには何かしら語れるポイントやストーリー性が織り込まれています。
見た目だけではない「語れるデザイン」とは、すなわち作り手の心をカタチにしたもの。
宝石は「目で身に着ける時代」から「心で身に着ける時代」へ、そんな潮流の変化を感じています。